セレブが集うビバリーヒルズの歩き方
- 2017.07.23
- カリフォルニア/California
ビバリーヒルズは言わずと知れた、世界中のセレブが集う高級住宅街。ロサンゼルス・ダウンタウンの北側、サンタモニカにも近い穏やかで上品な町だ。高級ブティックが軒を連ねるロデオドライブや映画のロケ地にもなった高級ホテル、ヤシの木が立ち並ぶ美しいストリートや住宅街など、そこはまさに映画のような世界。
そんな世界中の人々を魅了するビバリーヒルズで、訪れておくべきスポットを紹介!
ビバリーヒルズの玄関口
サンタモニカ通りとノース・ビバリー・ドライブという通りが交差する辺りに、ビバリー・ガーデンズ・パークという公園がある。ビバリーヒルズの玄関口ともいえるこの場所には大きな看板があるので、すぐに見つかるはず。まずは「Beverly Hills」の看板の前で記念に1枚パシャリ。
周辺には芝生が広がっており、天気が良ければ日光浴をしたり読書をしたりと、くつろぎの時間を過ごせる場所だ。また、周囲には草花に溶け込むように立つ彫刻などのアート作品が点在している。日本の現代アーティスト・草間彌生さんのチューリップを模した作品も近くにあるので、探してみよう。公園の裏には2時間まで無料で駐車できるパーキングスペースがあるので、町を散策するならここに車を停めるのがおすすめ。
観光客で賑わうロデオドライブ
公園から西へ歩くとすぐに、ロデオドライブへと入るストリートが出てくる。ロデオドライブ沿いにはシャネルやブルガリ、グッチといった高級ブティックが立ち並び、まるでパリにでも来たような雰囲気。周囲にはフランス語やスペイン語などさまざまな言語が飛び交い、道路には見たこともないような派手な車が停まっていることも。右に左に美しい建物が並び、ウィンドウショッピングをしながらぶらぶらと散策するだけでも十分楽しめるエリアだ。
ロデオドライブをまっすぐ進むと、突き当りにお城のような大きな建物が見えてくるはず。これは、映画『プリティ・ウーマン』の撮影にも使われたホテル「Beverly Wilshire Hotel」だ。エルビス・プレスリーやジョン・レノン、バラク・オバマ元大統領など、数々の著名人が愛用してきた超一流ホテル。宿泊は叶わぬ夢でもホテルのロビーに入るのは自由なので、ちょっぴり映画の主人公になったようなひと時を味わってみて。
ロデオドライブの周辺でお茶や食事をするなら、オーガニックカフェ「Urth Caffe」や、ハリウッドスターも訪れるというレストラン「208 RODEO」、女性に人気のカフェ「The Ivy Restaurants」がおすすめ。
セレブの豪邸めぐりも
サンタモニカ・ブルバードという大通りを挟んでロデオドライブと反対側のエリアには、左右にずらりと家が並ぶ高級住宅街が広がっている。このエリアは、キアヌ・リーブスやブラッド・ピット、トム・クルーズといった数々のハリウッドセレブたちの豪邸がある場所としても有名だ。町なかにはセレブの豪邸マップなるものが販売されており、豪邸をめぐるトロリーツアーなども開催されている。
日本だったらプライバシーがどうのこうのと言われそうだが、家の場所を公にしているなんて、さすがはハリウッドスター! 邸宅内に入ることはできないが、外観だけでも見て回れば映画俳優に少し近づけたような気分が味わえるかも。
見どころがコンパクトに集まっているので、徒歩での散策が楽しめるビバリーヒルズ。おしゃれな雑貨店やレストラン、豪華なホテルなどを眺めながら、セレブな雰囲気を堪能しよう。運が良ければハリウッドスターにばったり出会えるかも……!?
旅行雑誌、情報誌のフリー編集者兼ライター・フォトグラファー。人種や文化の違いに興味があり、世界中の国々を旅行しては、その地で見た美しい風景や人々、おもしろいと感じたものを写真に収める。世界遺産検定1級所持。
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