ペルーで買いたい定番おみやげ7選
- 2020.10.05
- ペルー/Peru
独自の文化を発展させて来たペルーには、ここでしか手に入らない工芸品や食べ物などもたくさんある。自分用はもちろん、友達や家族、同僚用まで、買っておきたいおみやげをご紹介。買い忘れがないように、欲しいものは事前にチェックしておこう。
おすすめのおみやげ〜食べ物編〜
チョコレート
ペルーは実は、チョコレートの原料であるカカオの一大産地。そんなペルーではチョコレートがみやげ物として人気だ。買うのなら、チョコレート専門店がおすすめ。リマやクスコなどの大きな都市なら、町なかに必ず専門店がいくつかあるはず。
おすすめのブランドは「CHOCO MUSEO」。チョコレートバーやチップなどはもちろん、ファッジ、コンフィチュール、カカオリキュールやティー、さらにはリップスティックやソープといったコスメまで、とにかく品揃えが豊富。チョコレート一つとってもカカオの濃度やソルト、ベリーなどを加えたフレーバー系など、種類が多くて迷ってしまう。ばらまき用にもって来いのおみやげ。
マラス塩田の天日塩
クスコから車で1時間ほどのアンデス高地にあるマラス塩田は、インカ帝国が築かれる前から続く塩の産地。ここに湧く鉱泉は塩分濃度が20%以上で、ミネラルを多く含む天日塩が造られていると有名だ。インカ帝国時代から伝わる製法で今も生産しているため添加物は一切加えられておらず、旨みが豊富で料理の味を一層おいしく引き立てる。料理はもちろん、お風呂に入れたり足もみに使ったりすることで新陳代謝の改善も期待できるらしい。
インカコーヒー
コーヒー豆の産地で有名な南米では、ペルーもコーヒー豆の一大産地として知られている。寒暖差が激しい土地で育てられ、実がギュッと詰まったコーヒー豆は酸味が少なく甘みがあってまろやか。くせがなく飲みやすいので、番人受けするタイプのコーヒーだ。コーヒー好きの人へ買っていけば絶対喜ばれるはず。
ピスコ
アルコールのおみやげなら外せないのが、ブドウの蒸留酒「ピスコ」。ペルーのお酒といえばこれ!というほど定番のアルコールで、国内のいたる所に見学や試飲のできる蒸留所がある。ひと口にピスコと言っても、原料となるブドウの品種によって味と香りが異なるさまざまな種類があるので、買う前に試飲させてもらおう。レモンの果汁と砂糖、卵白を混ぜた「ピスコサワー」は1番人気の飲み方。
おすすめのおみやげ〜工芸編〜
アルパカ製品(置物、ストール、服)
ペルーを代表する動物といえば、アルパカ。町なかや観光地では必ずアルパカの姿を目にすることだろう。標高4000メートル以上の山々で寒さに耐え忍びながら暮らしているアルパカの毛はとても暖かく、世界的に評判。特にベイビーアルパカの毛は手触りも良く、一度使ったらやめられない!
ストールやマフラー、手袋などいろいろな製品があるので、ちょっと良いおみやげをあげたい相手にはおすすめだ。ただし、町なかにはアルパカの毛100%ではない商品を扱っている所も多数あるので注意が必要。アルパカの毛を使ったアルパカ人形も、ちょっとした小物のおみやげに人気。
織布製品
織布産業も盛んなペルーでは、色とりどりの織物を身に纏った現地の人々をよく見かける。発色が美しく、デザインもかわいいのでインテリアやちょっとした小物に取り入れたい。大きいものではタペストリーから、小さいものならポーチやコースターなどさまざまな織布製品があるので、女の子へのおみやげにGood。
また、自分用のおみやげとして1番おすすめしたいのが、アンデス織布を使ったオーダーメイドの靴だ。クスコにある「Creaciones HUANCA」というお店では、好きな生地を組み合わせて自分だけのオーダーメイドシューズを作ってもらえる。スニーカーやハイカット、ブーツなど複数の中から靴のタイプを選び、生地の色、柄、靴紐もすべて自分でコーディネート。あとは足のサイズを測ってもらえば2〜5日でオリジナルの靴が完成する。2000〜4000円という破格の値段で世界に一つだけの靴を作ってもらえるなんて、これは見逃せない!
エケコ人形
エケコ人形はボリビア発祥で、ペルーでもよく見かける願掛け人形。アンデス柄の帽子と服を着たおじさんの人形で、家に置いておくと福を招くといわれている。紙幣やハート、ミニチュアの家など、手に入れたいものを人形に担がせると本当に手に入るのだとか。
注意!持ち帰りNGなおみやげ
コカ商品は持ち帰れない!
コカインの原料となるコカはベルー国内では合法なので、コカ茶やコカキャンディーなど、さまざまな商品を目にすることが多い。高山病の症状を緩和させる効果があるとして、旅行客もペルーに来た時はお世話になることもあるだろう。しかし、コカは日本では違法だ。絶対におみやげとして買って帰ってはダメ。
おみやげを買うならココ
リマ インディアン・マーケット
ペルーの首都・リマのミラフローレス地区にある「インディアン・マーケット」は、100以上の民芸品店が連なる市場。文房具から小物雑貨、食器、インテリア、衣料品などなんでも揃っていて値段も安いので、まとめ買いに良い。
クスコ メルカド・デ・サンペドロ
「メルカド・デ・サンペドロ」は、クスコ市内の名物市場。ここは地元の住人も買いに来る市場で、賑やかな場内には工芸品などのみやげ物はもちろん、スパイスや青果物、肉類などなんでも揃っている。フードコートもあるので買い物しながらローカルフードも堪能でき、観光客にも大人気。
物価が安いので、多めに買って帰るのもあり!
魅力的な名物が多くて、何を買おうか迷ってしまうペルーの旅。ペルーは物価が安いので、迷ったら思い切って気になるもの全部買ってしまおう。次いつまた訪れるか分からないので、欲しいと思ったら絶対買うべき!
旅行雑誌、情報誌のフリー編集者兼ライター・フォトグラファー。人種や文化の違いに興味があり、世界中の国々を旅行しては、その地で見た美しい風景や人々、おもしろいと感じたものを写真に収める。世界遺産検定1級所持。
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