サンディエゴに行ったら訪れるべきスポット6選
- 2021.12.30
- カリフォルニア/California
カリフォルニア州の南部に位置するサンディエゴはメキシコに近く、温暖な気候と美しいビーチ、陽気な雰囲気が魅力の町。リゾート地としての人気も高く、全米から毎年多くの人々がバケーションを楽しみに訪れる。ウォーターアクティビティやグルメ、ショッピング、アウトドア体験など、朝から晩まで遊び尽くせるウォーターフロントの町・サンディエゴの訪れるべきスポットを紹介する。
ラホヤ(La Jolla)
ダウンタウン・サンディエゴのやや北側に位置するラホヤは、海岸沿いの高級リゾート地。スペイン語で「宝石」を意味し、その名の通りキラキラと輝く海と美しい町並みが自慢の閑静な住宅地だ。まずは海岸線が美しいラホヤ・コーヴへ。ここは波の浸食により入り組んだ複雑な海岸線となっており、朝や夕方の散歩におすすめ。周辺では野生のアザラシが身を横たえている姿を見ることができ、ラホヤの名物にもなっている。
海岸から内陸に向かって伸びるProspect StreetとGirard Avenue沿いは町の中心部。この辺りにはレストランやブティック、ジュエリーショップやギャラリーなどが軒を連ねており、ショッピングエリアとして賑わっている。ビーチシティらしいみやげ物を取り扱うスーベニアショップもあるので、思う存分買い物を楽しもう。
そのほかサーフィンやダイビングといったマリンスポーツ、ホエールウォッチング、世界最高レベルのゴルフコースなど、見どころは尽きない。
La Jolla観光サイト:lajollabythesea.com
ホテル・デル・コロナド(Hotel del Coronado)
ダウンタウン・サンディエゴから橋を渡ったサンディエゴ湾に浮かぶコロナド半島には、アメリカ屈指のリゾートホテル「ホテル・デル・コロナド(Hotel del Coronado)」が建っている。1888年の開業以来、ハリウッドスターや歴代大統領などの著名人をもてなしてきた、格式高いホテルだ。
外観は赤い屋根のヴィクトリア朝建築で、アメリカ最古の木造建築として国定歴史建造物にも指定されている。歴史あるホテルなので、泊まる予定がなくてもぜひ訪れて実物を見て欲しい。ホテル前には真っ白な砂浜が広がり、果てしなく続く地平線を眺めながらゆっくり寛いだ時間を過ごすのも良いだろう。
ちなみに、このホテルには幽霊伝説も。かつてこのホテル内で亡くなった女性の霊が妙な音を立てたり、テレビを点滅させたりするらしい。
Hotel del Coronado:hoteldel.com
シーポート・ビレッジ(Seaport Village)
ショッピングを楽しむなら、ウォーターフロントにあるシーポート・ビレッジを訪れよう。ここにはスーベニアショップからジュエリーショップ、カフェ、ギャラリーなど約75もの店舗が集合している。ショッピングモールにはない個性的な店も出店しているので、ここだけのユニークな一品を見つけられるかも。頬を撫でる潮風を感じながらのんびりと歩けば、心も体も癒されること間違いなし。
Seaport Village:seaportvillage.com
サンディエゴ動物園(San Diego Zoo)
世界でもトップクラスといわれる動物園。東京ドーム約8個分の園内は8つのエリアに分けられており、世界中から集められた650種以上、約1万2000頭の動物たちが飼育されている。なかには希少種や絶滅危惧種なども含まれており、こどもだけでなく大人も楽しめるのが魅力だ。
動物園の裏側が見られるバックステージツアーや野生動物介護の専門家が登壇するトークイベント、動物の生態を学ぶプログラムなど、さまざまな企画が用意されているのもサンディエゴ動物園の魅力。また、姉妹園としてサファリパークも運営されており、すべてを見て回るには1日では足りないほど内容が盛りだくさん!
San Diego Zoo:sandiegozoowildlifealliance.org
シーワールド・サンディエゴ(SeaWorld San Diego)
海沿いに位置する水族館。ここでは魚や鳥、爬虫類、哺乳類を含め約1万3000もの生物が飼育されている。水槽越しにただ見るだけでなく、さまざまな海の生物に触れ合えるコーナーがあるのも特徴。名物として知られるシャチのショーをはじめ、イルカやアシカのショーは必見。1番前の席でショーを見ると必ず水しぶきを浴びるので、1番前に座るなら着替えとタオルを持参しよう。
実はここ、水族館だけでなく遊園地も併設されており、カリフォルニア一の高さと速さを記録するジェットコースターをはじめ、さまざまなアトラクションを体験することができる。さらに、2022年3月にはセサミストリートをテーマとしたエリアもオープンし、まだまだ楽しみは尽きない。
SeaWorld San Diego:seaworld.com/san-diego/
オールド・タウン(Old Town)
町で遊び疲れたら、オールド・タウンに行っておいしい食事とお酒を楽しもう。オールド・タウンはサンディエゴ発祥の地といわれており、スペイン人開拓者がこの地に入って以来、ここを皮切りにサンディエゴの町が形成されていった。その後、メキシコ領を経て現在の形になったため、メキシコとアメリカの文化が混ざり合った独特な町並みが見られる。
町の中心にあるサンディエゴ・オールドタウン州立歴史公園には1800年代の古い町並みが再現されており、当時の衣装に身を包んだスタッフがおもてなしをしてくれる。園内にはカフェやみやげ物店、レストランなどがあるので散策してみよう。歴史公園の周辺にはレストランが多数点在しており、どこのお店でも本格的なメキシカン料理を味わえる。ここはメキシコに近い分、カリフォルニアのどこのエリアよりも本場に近い味を楽しめるので、ぜひ訪れた際にはメキシコ料理を堪能して欲しい。
Old Town:oldtownsandiegoguide.com
ロサンゼルスからは車で約2時間のサンディエゴ。週末旅にもおすすめだが、せっかくなら5日間ほど滞在してゆっくり過ごすことをおすすめする。
<周辺観光情報>
・カールスバッドの記事はこちら⇨www.tripensemble.com/carlsbad
旅行雑誌、情報誌のフリー編集者兼ライター・フォトグラファー。人種や文化の違いに興味があり、世界中の国々を旅行しては、その地で見た美しい風景や人々、おもしろいと感じたものを写真に収める。世界遺産検定1級所持。
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