夕日が映える町、サンタモニカで行きたいところ
- 2017.08.19
- カリフォルニア/California
ロサンゼルスの観光地でも人気が高いサンタモニカは、いつも常に観光客で溢れかえっている活気あるビーチタウン。ショッピングモールやおしゃれな雑貨店、海沿いのホテル、落ち着いたレストランと、朝から晩まで楽しめる魅力がいっぱい。何よりも素晴らしいのが、辺り一帯が赤く染まるサンセットの絶景だ。これを見ずにはこの町の魅力は語れない。そんなサンタモニカと周辺の見どころを紹介する。
フォトジェニックなサンタモニカビーチ
サンタモニカといえば、ビーチは絶対に外せない。弧を描くようにずっと向こうまで続く海岸線沿いには白い砂浜とヤシの木が立ち並び、まさにロサンゼルスのイメージ通りのロケーションだ。海辺は日光浴をしたり、散歩をしたり、ジョギングをしたりと、いつも多くの人々で賑わっている。海水浴も楽しめるが、ロサンゼルスの海水は、日本人にとっては夏でもやや冷たい。海に入る場合は体を冷やさないように、パーカーや羽織れるものを用意していこう。
ビーチの手前には芝生と遊歩道のある公園もあり、ベンチでサンセットを眺めるのもおすすめ。ここからなら砂浜と海、そして桟橋を入れた構図で写真撮影もできる。
ルート66の起点、サンタモニカ・ピア
サンタモニカの海に突き出るように建てられた桟橋は、人気の観光スポット。木製のピアの上には雑貨店やみやげ物店、レストランが立ち並び、絵描きや楽器の演奏などをするパフォーマーも。ここならビーチタウンらしいおみやげをゲットできるだろう。
このピアのユニークなところは、桟橋の上に遊園地があること。「パシフィック・パーク」という古い遊園地は敷地は狭いが、観覧車やローラーコースター、メリーゴーランドなどのアトラクションがギュッと集まっている。古いゲーム機などを楽しめるコーナーもあり、意外にも家族やカップルに人気のスポット。海の上の遊園地というのも、格別の眺めとともにひと味違った魅力がある。
ピアでの撮影スポットとして人気なのが、「66」と書かれた標識。サンタモニカは、ロサンゼルスからシカゴまでを横断する旧国道「ルート66」の西端としても知られる場所だ。ルート66の標識とともに、写真撮影をお忘れなく。
ピアにはシーフードレストランもあり、大海原が広がる絶好のロケーションで牡蠣やエビ、ロブスターなどの魚介料理を楽しめる。ピアの入口に建つ高級感溢れるレストラン「ザ・ロブスター(The Robster)」はロブスター料理が人気の老舗レストラン。カップルで夜に訪れれば、ロマンチックなディナーを楽しめること間違いなし!
「3rd Street Promenade」でショッピング
ピアから内陸に10分ほど歩いた所にあるのが、ショッピングストリート「3rd Street Promenade」。レンガ敷きのストリートの両側には数々のお店が軒を連ねる。ハイブランドな店のほか、カリフォルニア発の人気のファッションブランドや雑貨店が並び、路面にはハンドメイドのショップも。観光客だけでなく、地元の若者にも人気のエリアだ。
さらにここで楽しんでもらいたいのが、ストリートパフォーマンス。弾き語りする人やパントマイムを披露する人、ダンサー、スポーツ系パフォーマーなど、ストリートでは毎日さまざまなパフォーマンスが行われており、あちこちに人だかりができている。日本では見られないような珍しいパフォーマンスや、こんなものが?というような不思議なパフォーマンスもあるので、観客に混ざって楽しんでみよう。
ヒッピー文化が息づくベニスビーチ
サンタモニカの少し南に位置するベニスビーチも時間があれば立ち寄ってほしいところ。ここは南カリフォルニアのなかでも異彩を放つビーチだ。ヒッピーやサーファーで溢れ、タトゥーショップなどが立ち並ぶちょっと怪しげなストリートもあるが、アートが描かれた建物があったり、流行発信地として知られる「アボット・キニー」というショッピングストリートがあったりと、若者に大人気。古い町並みを保ちながらも新たなスポットが次々と誕生し、目が離せないエリアだ。
旅行雑誌、情報誌のフリー編集者兼ライター・フォトグラファー。人種や文化の違いに興味があり、世界中の国々を旅行しては、その地で見た美しい風景や人々、おもしろいと感じたものを写真に収める。世界遺産検定1級所持。
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